株式投資を行うにあたってはスタンス決めをまずは行ってからスタートすることが大事です。もちろん、株式投資にはリスクが伴うこともあるからです。
ではそのスタンスについていくつかご紹介していきたいと思います。
まずは短期保有か長期保有かになります。短期保有はもちろんデイトレーダーのように日々、副業または本業として株式投資を行っているような形で毎日複数のモニターを見ながら相場を確認し売買を行うようなやり方です。
基本的には通常の投資家でこのようなパターンは少ないでしょう。
どちらかと言えば中長期で株式投資を行う方が一般の投資家としては多いと思われます。
そして、実際に株式投資を行うにあたってどのようなメリットを考えつつ投資を行うかのスタンス決めも必要になります。
もちろん1番わかりやすいのは値上がり値下がりによる株価の売買損益によって収益を稼ぐパターンです。
次に安定した配当を期待して長期保有するパターンもあります。むしろ業績が良きにつけ悪しきにつけ個人株主を継続して囲い込むために配当に重きを置く企業も多いのが実態です。
そして、株主優待に重きを置くパターンもあります。
実際に自分自身の趣味や実益に合わせた銘柄を選び株主優待でメリットを得ることができれば長期保有して多少株価そのものが変動したとしても気にすることがなく保有することができるパターンもあります。
具体的には自分自身がよくショッピングをする流通型の銘柄を保有することにより買い物券を入手したり、常に利用する交通機関の銘柄を保有して利用権を株主優待として入手するパターンが考えられます。
実際にこのようなスタンス決めを行うことによって、多少のリスクも被ることができるようになるでしょう。
そして、上記のようなスタンスを決めた後は単一の銘柄ではなく複数の銘柄を同時に所有してリスクを避けることも考えなければなりません。
一極集中で銘柄を購入するとどうしてもリスクを伴うことになります。
だからこそ複数の銘柄を保有することがお勧めです。実際にはインフラを担うような安定した銘柄と短期で値上がりするような銘柄を合わせ持つことによって、トータルで少しでもリスクを減らすことができれば非常に意味があるのではないかと思います。
いずれにしても株式投資を始めるにあたっては自分自身の投資スタンスを決め、それを守りながら少しでもリスクを減らし収益を得ることを考えることが1番のスタートになるのではないかと思います。